プリンターを買うときに見落としがちなのが「インク代」です。本体は数千円〜数万円で買えても、使い続けるうちにインクカートリッジ代が本体価格を軽く超えてしまう——「インクは本体より高い」という言葉があるほど、ランニングコストは家計に響きます。とくに年賀状や書類を大量に印刷する家庭・個人事業主にとって、1枚あたりの印刷コストは無視できません。そこでこの記事では、大容量インクタンクやエコタンクに対応し、インク代を徹底的に抑えられるプリンターを厳選してランキング形式で紹介します。結論から言うと、インク代が安い1位はHP Smart Tank 5105です。ボトルインクで1枚あたりの印刷コストが最安級、大量印刷ほど圧倒的に得をする一台です。選び方から比較表、FAQまで詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
インク代が安いプリンターの選び方【ランニングコストの見方】
プリンター選びで本当に大切なのは、本体価格ではなく「本体価格+インク代」のトータルコストです。ここでは、インク代が安いプリンターを見極めるためのポイントを7つに分けて解説します。数字の見方さえ分かれば、あなたの使い方に合った一台がきっと見つかります。ランニングコストを制する者がプリンター選びを制する、と言っても過言ではありません。
①1枚あたりの印刷コストの計算方法
印刷コストは「インク1本(またはボトル)の価格 ÷ そのインクで印刷できる枚数」で求められます。たとえばインクカートリッジが1,500円で300枚印刷できるなら、1枚あたり約5円です。メーカー公表値では、カートリッジ機のカラー印刷は1枚10〜20円前後、大容量エコタンク機なら1枚1円以下になることも珍しくありません。年間1,000枚印刷するなら、1枚5円の差で年5,000円、5年で25,000円もの差が生まれます。カタログの「印刷コスト」欄を必ずチェックしましょう。多くのメーカーは「ISO/IEC標準文書での目安」として1枚あたりの印刷コストを公表しているので、複数機種を比較するときはこの数値を横並びで見るのが確実です。カラーとモノクロで数値が分かれている点にも注目してください。
②エコタンク・大容量インクタンクとカートリッジの違い
従来のインクカートリッジ機は、インクがなくなるたびに1本1,000〜2,000円程度のカートリッジを買い替えます。一方、エコタンク(大容量インクタンク)機は本体に大きなタンクを備え、ボトルインクを注ぎ足して使う方式です。ボトル1本で数千枚印刷でき、1枚あたりの印刷コストはカートリッジ機の数分の一。本体価格は高めですが、大容量インクタンクの恩恵で大量印刷ほどコストメリットが大きくなります。印刷枚数が多い人ほどエコタンク機が有利です。
③純正インク・互換インク・詰め替えの違いとリスク
純正インクはメーカー製で品質・発色が安定し、故障リスクも低い反面、価格は高めです。互換インクはサードパーティ製で安価ですが、色味のばらつきや目詰まり、保証対象外になるリスクがあります。詰め替えインクはさらに安価ですが手間と失敗リスクがつきものです。ランニングコストを重視するなら互換インクという選択もありますが、大切な写真や仕事の書類には純正インクが安心。エコタンク機なら純正ボトルでも十分に安いので、無理に互換を使う必要が薄いのも魅力です。
④モノクロとカラーでコストが違う
同じプリンターでも、モノクロ(黒のみ)印刷とカラー印刷ではコストが大きく異なります。文書中心ならブラックインクの消費が主で1枚2〜3円程度、写真やチラシなどカラー中心なら1枚10円以上かかることも。文書ばかり印刷する人は、大容量の顔料ブラックを搭載したモデルを選ぶとモノクロコストを抑えられます。逆に写真をよく印刷するなら、カラーの印刷コストとインクボトル価格を重点的に比較しましょう。自分の印刷内容に合わせてコストの重心を見極めるのがコツです。
⑤顔料インクと染料インクの違い
顔料インクは紙の表面で固まるため、文字がくっきりにじみにくく、耐水性・耐光性に優れます。ビジネス書類やモノクロ文書に最適です。一方、染料インクは紙に浸透し発色が鮮やかで、写真印刷に向いています。多くの複合機は黒に顔料、カラーに染料を使う「ハイブリッド」構成。用途によって最適なインクタイプが変わるので、文書メインなら顔料ブラック搭載機、写真メインなら染料6色機、といった選び方がランニングコストと仕上がりの両立につながります。
⑥本体価格とインク代のトータルコスト(何枚で元が取れるか)
エコタンク機は本体が3〜10万円と高価ですが、印刷コストが激安なので枚数を刷るほど得になります。たとえば本体差額が5万円でも、1枚あたり10円安ければ5,000枚で元が取れる計算です。年に2,000枚印刷するなら約2.5年でペイし、その後はずっと得が積み上がります。逆に印刷が年数百枚程度なら、安いカートリッジ機のほうがトータルで安く済むこともあります。「何枚で元が取れるか」を自分の印刷量で計算するのが失敗しないコツです。プリンターは一度買えば5年以上使うことも多いので、目先の本体価格の安さだけで飛びつくと、後からインク代でじわじわ損をするケースが少なくありません。トータルコストで考える視点を持つことが、賢いプリンター選びの第一歩です。
⑦印刷頻度別の選び方
月に数枚〜数十枚程度のライトユーザーなら、本体が安い激安複合機で十分。インク単価がやや高くても総額は抑えられます。月100枚以上刷るヘビーユーザーや個人事業主なら、初期投資が高くても大容量エコタンク機が断然おすすめ。長期のランニングコストで大きく差がつきます。写真をたくさん印刷するなら6色独立インク機、FAXや大量書類を扱うオフィス用途ならA3対応のビジネス複合機、と用途で絞り込むと迷いません。自分の1ヶ月の印刷枚数をまず把握しましょう。目安として、月10枚未満なら激安カートリッジ機、月10〜100枚なら大容量カートリッジ対応機、月100枚超なら大容量インクタンク/エコタンク機、というふうに印刷頻度で線引きするとミスマッチを防げます。将来印刷量が増えそうなら、少し余裕を持ってワンランク上のコスト性能の機種を選んでおくと安心です。
インク代が安いプリンターおすすめ比較表
ランキング11機種のインク方式・実売価格・コスト傾向を一覧にまとめました。エコタンク機ほど本体価格は上がりますが、印刷コストは安くなる傾向です。あなたの印刷量と予算に合わせて比較してください。
| 順位 | メーカー・型番 | インク方式 | 実売価格(目安) | コスト傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | HP Smart Tank 5105 | 大容量インクタンク(ボトル) | 約32,000円 | 1枚コスト最安級 |
| 2位 | エプソン EW-M973A3T | エコタンク(ボトル) | 約74,000円 | 写真も文書も低コスト |
| 3位 | エプソン PX-M6712FT | 大容量エコタンク | 約129,000円 | 大量印刷で激安 |
| 4位 | エプソン PX-M6711FT | 大容量エコタンク | 約93,000円 | 低コスト |
| 5位 | ブラザー MFC-J7510CDW | 大容量ファーストタンク | 約75,000円 | コスト良好 |
| 6位 | ブラザー DCP-J529N | カートリッジ(大容量選択可) | 約15,500円 | 維持費を抑えやすい |
| 7位 | エプソン EP-887AW | 6色独立カートリッジ | 約29,000円 | 無駄が少ない |
| 8位 | キヤノン PIXUS TS3730 | カートリッジ(大容量顔料黒) | 約7,700円 | 文書コスト良好 |
| 9位 | エプソン PX-M6010F | 顔料カートリッジ | 約30,000円 | 文書コスト良好 |
| 10位 | エプソン EW-056A | カートリッジ | 約8,500円 | インク単価やや高め |
| 11位 | キヤノン PIXUS TS203 | カートリッジ(単機能) | 約4,500円 | 本体最安・インク割高 |
インク代が安いプリンターおすすめランキング11選【2026年最新】
ここからは、インク代・ランニングコストの安さを軸に、各機種を詳しく紹介します。用途や印刷量に合わせて、あなたにぴったりの一台を見つけてください。
【1位】HP Smart Tank 5105
大容量インクタンクを搭載したA4複合機で、実売約32,000円という手の届きやすい価格ながら、1枚あたりの印刷コストは最安級。ボトルインクを注ぎ足す方式なので、カートリッジ機のように頻繁な買い替えは不要です。付属インクで数千枚印刷でき、大量印刷するほど圧倒的にお得。「本体もそこそこ安く、インク代も徹底的に抑えたい」という欲張りな人に最適なバランス型です。エコタンク機の低コストを、比較的安い本体価格で手に入れられるのが最大の魅力といえます。ボトルインクは1本あたりの単価も手頃で、カラー印刷が多い家庭でも「インク残量を気にせずどんどん刷れる」という安心感があります。プリント・コピー・スキャンの基本機能に加えてWi-Fi印刷にも対応し、スマホやタブレットからも手軽に印刷可能。インク代の高さに悩んできた人が最初に検討すべき、コストパフォーマンスの高い一台です。
- 1枚あたりの印刷コストが最安級でランニングコストを大幅削減
- 本体価格が約32,000円とエコタンク系では手頃
- ボトルインクで注ぎ足すだけ、大容量で買い替え頻度が少ない
- A4複合機でコピー・スキャンもこなせる
- A3印刷には非対応
- 激安カートリッジ機に比べると初期費用は高め
こんな人におすすめ:家庭やSOHOで大量に印刷し、とにかくインク代を最安に抑えたい人。
【2位】エプソン EW-M973A3T
A3対応の大容量エコタンク複合機で、実売約74,000円。写真も文書もインクコストが安く、高画質な写真プリントを低ランニングコストで楽しめるのが強みです。エコタンクにボトルインクを補充する方式なので、写真を大量に印刷しても1枚あたりのコストを気にせずどんどん刷れます。年賀状や作品づくりで写真を多く印刷する人、A3サイズの資料も作りたい人に最適。純正インクでもコストが安いので、互換インクに頼らず安心して使い続けられます。写真プリントは1枚あたりのコストがかさみやすい分野ですが、エコタンクのおかげで気兼ねなく大判印刷を楽しめるのは大きな魅力。染料インクによる鮮やかな発色と、大容量タンクによる低ランニングコストを両立した、写真好きのためのハイエンドエコタンク機です。
- A3対応で写真も文書も低い印刷コストを実現
- 大容量エコタンクで大量プリントに強い
- 写真高画質、作品づくりにも対応
- 純正インクでもランニングコストが安い
- 本体価格が約74,000円と高め
- 設置スペースをやや取る
こんな人におすすめ:写真もA3書類も低コストで大量印刷したい人。
【3位】エプソン PX-M6712FT
A3ノビ対応の大容量エコタンク最上位ビジネス複合機で、実売約129,000円。本体価格は高額ですが、大量印刷でこそ1枚あたりのコストが激安になる、長期運用で真価を発揮する一台です。カートリッジ機と比べると、印刷枚数が積み重なるほどコスト差が広がり、トータルでは圧倒的に得。FAXやADF(自動原稿送り)も備えたオフィス仕様で、月数千枚を印刷する事業所に最適です。ランニングコストを最重視するヘビーユーザーの決定版といえます。オフィスでレーザープリンターの導入を検討している場合でも、印刷コストとカラー印刷の美しさを両立できるエコタンク機は有力な代替候補になります。大容量インクタンクによってインク補充の手間や在庫管理の負担も減らせるため、事務作業の効率化にも貢献してくれるでしょう。
- 大容量エコタンク最上位で1枚コストが激安
- A3ノビ対応、ビジネス書類を大量にこなせる
- FAX・ADF搭載でオフィス用途に万全
- 長期運用でカートリッジ機より圧倒的に得
- 本体価格が約129,000円と高額
- 印刷量が少ないと初期投資を回収しにくい
こんな人におすすめ:月数千枚を印刷し、長期のランニングコストを最小化したい事業所。
【4位】エプソン PX-M6711FT
A3対応の大容量エコタンクビジネス複合機で、実売約93,000円。3位のPX-M6712FTの弟分にあたり、機能を少し抑えつつエコタンクによる低コストはしっかり継承しています。大容量タンクにボトルインクを補充する方式で、印刷コストはカートリッジ機の数分の一。オフィスや店舗で書類を頻繁に印刷する人に向いています。最上位機ほどの予算は組めないが、エコタンクの低ランニングコストは欲しい、という人にちょうどよい選択肢です。A3までの図面や資料、カラーチラシなどを社内で大量に刷る用途でも、1枚あたりのコストを気にせず運用できるのが強み。導入コストと印刷コストのバランスに優れた、実務向けのエコタンク複合機といえます。
- 大容量エコタンクで低い印刷コストを実現
- A3対応のビジネス複合機で実用性が高い
- 最上位機より本体が手頃
- 大量印刷でコストメリットが大きい
- 本体価格は約93,000円とやはり高め
- 最上位機に比べ一部機能は簡略
こんな人におすすめ:オフィスでエコタンクの低コストを、予算を抑えて導入したい人。
【5位】ブラザー MFC-J7510CDW
A3+対応でFAXも付いた大容量ファーストタンク複合機で、実売約75,000円。付属の大容量インクで大量印刷ができ、ランニングコストも良好です。ブラザーはビジネス機に定評があり、耐久性と扱いやすさのバランスが魅力。FAX機能を使うオフィスや、A3までの書類を扱う個人事業主にぴったりです。エプソンのエコタンクとは方式が異なりますが、大容量タンクによる低コスト印刷という方向性は同じ。コストと機能の両立を求める人におすすめの一台です。
- 大容量ファーストタンクで印刷コストが良好
- A3+対応・FAX付きでオフィス用途に強い
- 付属インクで大量印刷ができる
- ブラザーならではの耐久性と使いやすさ
- 本体価格は約75,000円とやや高め
- 設置スペースを要するサイズ感
こんな人におすすめ:FAXやA3書類を扱い、大容量タンクで低コスト印刷したい事業者。
【6位】ブラザー DCP-J529N
A4家庭用の定番複合機で、実売約15,500円。大容量の互換インクや純正インクが選べて、維持費を柔軟に抑えられるのが魅力です。本体価格が手頃で、コピー・スキャン・Wi-Fi印刷など家庭で必要な機能をひと通り搭載。エコタンク機ほどの激安コストではないものの、大容量カートリッジを選べばランニングコストをかなり抑えられます。「エコタンクは高いから手が出ないけれど、インク代はできるだけ節約したい」という家庭の現実解として人気の一台です。ブラザーは大容量カートリッジのラインナップが充実しており、印刷量に合わせて標準容量と大容量を使い分けられるのも実用的。初期費用を抑えつつ、その後のインク代もほどよく節約できる、バランス感覚に優れた家庭用複合機です。
- 本体約15,500円と手頃で導入しやすい
- 大容量互換・純正インクが選べて維持費を調整可能
- A4複合機で家庭に必要な機能が揃う
- Wi-Fi印刷対応で使い勝手が良い
- エコタンク機ほどの激安コストではない
- A3印刷には非対応
こんな人におすすめ:手頃な本体価格で、インク代もそこそこ抑えたい家庭ユーザー。
【7位】エプソン EP-887AW
A4対応の6色独立インク写真複合機で、実売約29,000円。6色の独立カートリッジを採用しているため、なくなった色だけを交換でき、インクの無駄が少ないのが特長です。写真印刷の発色が美しく、家庭で写真も文書もきれいに印刷したい人に向いています。エコタンク方式ではないので1枚コストは大容量タンク機に及びませんが、独立インクの「使った色だけ交換」でトータルの無駄を減らせるのがコスト面のメリット。写真プリントを重視する家庭に人気の万能機です。一体型カートリッジのように「一色でも切れたら丸ごと交換」という無駄がないため、特定の色ばかり使う人ほど独立インクの恩恵を受けられます。染料インクによる階調表現も豊かで、思い出の写真を美しく残したい家庭にぴったりの一台です。
- 6色独立インクで使った色だけ交換でき無駄が少ない
- 写真印刷の発色が美しい
- A4複合機として家庭用途に万能
- 本体約29,000円と手が届きやすい
- エコタンク機に比べ1枚コストは高め
- 大量印刷にはランニングコストで劣る
こんな人におすすめ:写真をきれいに印刷しつつ、インクの無駄を減らしたい家庭ユーザー。
【8位】キヤノン PIXUS TS3730
A4対応の激安複合機で、実売約7,700円という圧倒的な安さが魅力。大容量顔料ブラックを搭載しており、文書のモノクロ印刷コストは良好です。本体が非常に安いため、初期投資を最小限に抑えたい人にぴったり。カラーの印刷コストはエコタンク機ほど安くありませんが、文書中心の使い方なら顔料ブラックのおかげでランニングコストを抑えられます。「まずは安く始めて、文書印刷が中心」というライトユーザーにおすすめのコスパ機です。キヤノンは大容量タイプの純正インクも用意しているため、印刷量が増えてきたら大容量カートリッジに切り替えることで1枚コストをさらに下げられます。学生の課題印刷や家庭の書類印刷など、コストを抑えつつ手軽に使える一台を探している人に向いています。
- 本体約7,700円と激安で導入のハードルが低い
- 大容量顔料ブラックで文書コストが良好
- A4複合機でコピー・スキャンも可能
- 初期投資を最小限にできる
- カラー印刷のインク単価はやや高め
- 大量印刷にはコスト面で不向き
こんな人におすすめ:文書中心で、本体を激安に抑えつつモノクロコストも下げたい人。
【9位】エプソン PX-M6010F
A3+対応でFAXも付いた顔料インクビジネス機で、実売約30,000円。顔料インクを採用しているため、文書のモノクロ印刷がくっきり仕上がり、コストも良好です。A3+まで対応しつつ本体価格が約30,000円と抑えめで、書類印刷が多いオフィスや個人事業主のコスパ機として使えます。エコタンク方式ではないものの、顔料インクによる文書コストの良さと、A3対応・FAX付きの機能性を両立。「大きい書類を、そこそこ安いコストで印刷したい」というニーズに応えます。顔料インクは耐水性・耐光性にも優れるため、契約書や掲示物など長期保存する書類にも安心。エコタンク機ほどの初期投資はかけられないが、A3ビジネス機能はしっかり欲しいという事業者にとって、手堅い選択肢になる一台です。
- 顔料インクで文書のモノクロコストが良好
- A3+対応・FAX付きでビジネス用途に対応
- 本体約30,000円とA3機では手頃
- くっきりした文字で書類印刷に強い
- エコタンク機ほどの激安コストではない
- 写真印刷は染料機に画質で劣る
こんな人におすすめ:A3書類を、顔料インクの良コストで印刷したい事業者。
【10位】エプソン EW-056A
A4対応の激安Wi-Fiコンパクト複合機で、実売約8,500円。本体は非常に安く、置き場所を取らないコンパクト設計で、たまに印刷する家庭にちょうどよいサイズ感です。ただしインク単価はやや高めなので、大量印刷にはあまり向きません。「印刷は月に数枚程度、本体をとにかく安く済ませたい」というライトユーザー向けの一台です。Wi-Fi対応でスマホからも手軽に印刷でき、サブ機や一人暮らしの初めてのプリンターとしても人気があります。
- 本体約8,500円と激安でコンパクト
- Wi-Fi対応でスマホから手軽に印刷できる
- 置き場所を取らず設置しやすい
- ライトユーザーの初めての一台に最適
- インク単価はやや高めで大量印刷に不向き
- 大容量タンク機に比べランニングコストで劣る
こんな人におすすめ:印刷頻度が低く、本体をとにかく安く済ませたいライトユーザー。
【11位】キヤノン PIXUS TS203
A4単機能プリンター(USB専用)で、実売約4,500円という本体最安クラスの一台。コピーやスキャン機能は省き、印刷だけに特化したシンプル構成です。本体価格を極限まで抑えたい人向けですが、インク単価は割高なので、印刷枚数が多いとかえってコストがかさみます。「本体を最安で、たまに書類を印刷できればいい」という割り切った使い方に向いています。USB接続専用でWi-Fiには非対応なので、パソコンと直接つないで使うシンプルな環境の人におすすめです。
- 本体約4,500円と最安クラス
- 印刷特化のシンプル構成で扱いやすい
- とにかく初期費用を抑えたい人向け
- パソコンと直接つなぐ環境に最適
- インク単価が割高で大量印刷には不向き
- 単機能・USB専用でコピーやWi-Fiは非対応
こんな人におすすめ:本体を最安に抑え、たまの印刷だけできればいい割り切り派。
インク代・ランニングコストに関するよくある質問(FAQ)
互換インクは使っても大丈夫?故障やメーカー保証は?
互換インクは純正インクより安価でランニングコストを抑えられますが、色味のばらつきや目詰まりのリスクがあり、それが原因の故障はメーカー保証の対象外になる場合があります。コスト重視なら選択肢になりますが、大切な写真や仕事の書類には純正インクが安心。エコタンク機なら純正ボトルでも十分安いので、無理に互換を使う必要は薄いといえます。
エコタンク機は本体が高いけど本当に得?
印刷枚数が多い人ほど得になります。本体が高くても1枚あたりの印刷コストが激安なので、枚数を刷るほどカートリッジ機との差額を回収できます。目安として年1,000〜2,000枚以上印刷するならエコタンク機が有利。逆に年数百枚以下なら、安いカートリッジ機のほうがトータルで安く済むこともあります。自分の印刷量で「何枚で元が取れるか」を計算しましょう。
使わないとインクは乾く?
長期間まったく印刷しないと、ノズル内のインクが乾いて目詰まりの原因になります。月に1〜2回はカラーを含むテスト印刷をすると、乾燥や目詰まりを防げます。エコタンク機・カートリッジ機どちらも同様で、定期的に少しでも動かすのが長持ちのコツ。電源を切るときはヘッドが自動でキャップされる正しい手順で切ることも大切です。
モノクロ印刷だけなら何がいい?
文書中心なら、大容量の顔料ブラックを搭載したモデルがおすすめです。顔料インクは文字がくっきりにじみにくく、モノクロの印刷コストも良好。このランキングではキヤノン TS3730やエプソン PX-M6010Fが文書コストに優れます。大量にモノクロ印刷するなら、エコタンク機のブラックボトルを使えばさらにコストを下げられます。カラーをほぼ使わない人は黒の容量とコストに注目しましょう。
インクの目詰まりを防ぐコツは?
定期的な印刷が一番の予防策です。月1〜2回のテスト印刷でインクを循環させ、乾燥を防ぎましょう。直射日光や高温多湿を避けて設置し、電源は正しい手順でオフにするのも重要。目詰まりが起きたらプリンター本体のヘッドクリーニング機能を使いますが、クリーニングはインクを消費するので多用は禁物です。日頃のこまめな印刷が、結果的にインク代の節約につながります。なお、大容量インクタンクやエコタンク機はインクの流量が多く比較的目詰まりしにくい傾向がありますが、それでも長期放置は禁物。どんな方式のプリンターでも「たまに動かす」習慣が、余計なクリーニングによるインクの無駄づかいを防ぎ、ランニングコストを抑える最良の対策になります。
インク代をさらに安く抑えるための実践テクニック
プリンター本体をランニングコストの安い機種に買い替えるのが一番の節約ですが、それに加えて日々の使い方を工夫することで、インク代はさらに抑えられます。ここでは、エコタンク機・カートリッジ機を問わず今日から実践できる、インク代・印刷コストの節約テクニックを紹介します。ちょっとした設定変更や習慣の見直しで、年間のインク代が数千円単位で変わることも珍しくありません。
「ドラフト(エコ)モード」と白黒印刷を使い分ける
日常的な書類やテスト印刷なら、印刷品質を「ドラフトモード(エコノミー印刷)」に設定するだけでインクの使用量を大きく減らせます。文字が読めれば十分な社内資料や下書きは、この設定にしておくのがおすすめです。さらに、カラーが不要な文書は「モノクロ(グレースケール)印刷」を選ぶことで、価格の高いカラーインクの消費を防げます。写真や提出用の資料など、キレイに仕上げたいものだけ高品質モードに切り替える——この使い分けがインク代節約の基本です。
不要ページを刷らない工夫でコストを削る
Webページをそのまま印刷すると、広告や余白だらけのページまで刷ってしまい、紙もインクも無駄になります。ブラウザの「印刷プレビュー」で不要なページを除外したり、必要な範囲だけを選んで印刷したりするクセをつけましょう。自動両面印刷に対応した複合機なら用紙も半分に節約でき、大容量エコタンク機と組み合わせればトータルの印刷コストはさらに下がります。こうした小さな積み重ねが、ランニングコストの差となって効いてきます。
まとめ買い・大容量インクで単価を下げる
カートリッジ式のプリンターでも、通常容量ではなく「大容量(増量)タイプ」のインクを選ぶと、1枚あたりの単価を下げられます。純正インクはセット販売やまとめ買いで割安になることも多いので、よく使う色は在庫を切らさないよう計画的に購入するとよいでしょう。エコタンク機であれば、そもそもボトルインク1本で数千枚単位の印刷ができるため、こうした手間からも解放されます。印刷枚数が多い人ほど、大容量タンク搭載モデルの恩恵は大きくなります。
まとめ|インク代が安いプリンターはトータルコストで選ぼう
インク代が安いプリンターを選ぶコツは、本体価格だけでなく「本体+インク代」のトータルコストと、自分の印刷量で見極めることです。大量印刷するならエコタンク・大容量インクタンク機、印刷が少ないなら激安カートリッジ機、と使い方で最適解は変わります。最後に、今回の上位3機種をおさらいします。
- 1位 HP Smart Tank 5105(約32,000円):手頃な本体価格で1枚コスト最安級、大量印刷ほど圧倒的に得な大容量インクタンク機。
- 2位 エプソン EW-M973A3T(約74,000円):A3対応の大容量エコタンクで、写真も文書も低ランニングコスト。
- 3位 エプソン PX-M6712FT(約129,000円):A3ノビ対応の最上位エコタンク機、大量印刷で1枚コストが激安になる長期運用の決定版。
迷ったら、本体もインク代もバランスよく安い1位のHP Smart Tank 5105から検討するのがおすすめです。あなたの印刷スタイルに合った一台を選び、高いインク代の悩みから解放されましょう。ランニングコストを抑えたプリンター選びで、毎月の印刷を気兼ねなく楽しんでください。












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